乾燥を繰り返し、木が痩せてきたりしますが、畳も例外ではなく、年数が経つと乾燥などで、下の写真のように畳と壁の間に隙間が空いてくることがあります。他にも凸凹などもあり、
修理する箇所を畳に書き込んでから、搬出していきます。
工場に戻って、手縫いで畳床(下地)を修理してから、新しい畳表と畳縁を縫い付けます。
隙間の他にも、この畳は最初に製造した方が、畳床の糸が飛んでしまっているところを放置していたため、凸凹も多くありました。針を刺しているところは全部糸飛びです。10畳ほとんどで5.6箇所の糸飛びです。糸が飛んでいるところを縫い直して、締め直し、平にします。凸凹が、あると畳表が擦れてボロボロになりやすくなってしまうので、時間はかかりますがこういう時に修理します。
今回の畳の隙間は大きく方でしたが、ピタッと隙間なく収まりました。
定期的なメンテナンスは大切です。
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