畳床の締め直しの授業と琉球畳製作の授業。
裏締めと言う技法、
表締めという技法、表締めは約800針縫い、足でひたすら締める。
およそ100数十年経つであろうクタクタの畳床を締め直し、下の写真でもわかる通り、たわみゼロのバンとした畳になりました。
締める前↑
締めたあと↑
講師の先生が言った、腐らない限り捨てる畳はないという言葉が記憶に残りました。ただ残念ながら昔の手製の畳床を締め直して活かすよりも、藁床でも現在の機械製の畳床で新調した方が安価で済んでしまうため、文化財とかでもない限りは入れ替えになってしまうのが現状です。
2月3月と締め直しの授業で
4月は授業で表締めをした畳を使い、貴重な大分産七島藺を使って琉球畳製作。
ここに糸をかけるとより仕上がりが良いとか。今回もまた学びの多い授業でした。
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