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  • 執筆者の写真misonotatamiten

3年ぶりの八代へ


ブログを公開していたつもりが未公開のままになっていました。

八代に7月8日から7月10日までいぐさの刈り取りの手伝いに行ってきました。10年前初めて刈り取りに行った際お世話になった農家の福本啓治さんのところに、今年またお世話になりました。


福本さんのところは朝はわりと遅めの4時から仕事スタート。(それでも4時です)

最初の仕事は前日刈り取り乾燥させたいぐさを、袋に入れ、2階の保管庫へ収納。



それが終わると、次は前日刈り取ったいぐさを乾燥釜へ入れて乾燥スタート。だいたい時刻は7時頃。


やっと朝食をいただき、

すぐに田んぼに刈り取りへ



これが終わる頃にはお昼になっています。


昼食後休憩して、今度は刈り取ったいぐさの泥染。日によっては田植え。いぐさの収穫時期は休まることがない約20日間。



農作業は全身泥だらけになる。そして重労働。

農家の仕事はいぐさの栽培だけではなく、畳表を織って出荷して、やっと収入になる。三年ぶりの農作業を通して改めてきつい仕事だと感じました。


そして、福本さんの家の畳は相変わらずとても綺麗な艶のある飴色をしておりました。







今年6歳になる長男が短冊に


「たたみやさんになれますように」


と書いていました。


そして度々、「大人になったらとうちゃんのお手伝いする」と言ってくれます。とてもとても嬉しいひと言です。


でももしも本当にそうなったら、15年後くらいから長男が社会人スタート。


その頃、はたしていぐさ農家さんはどのくらいいるのだろうか。私が熊本に通い始めた頃は600件ほど。今は熊本は300件弱。私と同年代の農家さんがいくらかまだいるものの、それでも数が減ったらメーカーも撤退して、農家も資材が手に入れるのが困難になる。どうにか残っていてもかなり高価なものになっているだろうか。そんなことを考えながら飛行機に乗り帰ってきました。



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